ストレスフリーな未来へ

今日よりも快適な明日へ向けて、日々奮闘中。現在進行中の歯列矯正やブログのこと、体験をもとにした英語学習やお小遣い投資のことなど。

家事をもっとストレスフリーに!全自動洗濯乾燥機の導入計画始動!

引っ越しして、間もなく1ヶ月半が過ぎようとしていますが、未だに大型家電なしで生活しています(笑)。というのも、冷蔵庫は、近々、引っ越しを控えている友人宅で、不要になるものを譲ってもらうことになったからです。そして洗濯機は、まだ迷って買えていません(泣)。

 

f:id:liblin:20200720001034j:plain

Photo by chrissie kremer on Unsplash

 

実は、一か月近く前に洗濯機を買いに行こうと意を決して、町の電気屋さんに向かいました。値段の相場と取扱製品をチェック。もともと想定していたのは全自動洗濯機で送風乾燥機能付き。しかし、この乾燥機能付きがそこそこのお値段するんですね。そこで、購入は一旦、保留にして、コインランドリー生活を続けることにしました。しかし、田舎ではコインランドリーの需要があまりないようで、件数が少なく、料金もそこそこします。私が利用しているランドリーは洗濯6㎏までで600円、8㎏までが700円で、一般的な都市部の金額よりもやや高いと思いますす。洗濯乾燥コースは重量に応じて1200円から1600円、その他、乾燥専用で10分100円。この辺りは一般的な価格設定だと思います。

どうせ洗濯機を買うなら、コインランドリー生活は早く終了したほうが、金銭的に効率もいいわけですが、やはり数万円かかる家電ですので、慎重に選びたいところ。

そこで、友人にどんな洗濯機を使用しているのか尋ねてみました。そこで、友人の一人も引っ越しを機に購入を検討していること、ドラム式のほうが水道の使用量が少なく、最新モデルのほうが省エネで節電効果が高い、ということを話していました。

 

ドラム式洗濯乾燥機、それは私にとっては憧れの高級家電です。価格帯もおおよそ15万円から25万円と、私が持っているどの家電よりも高価です。その価格から、今まではあえて選択肢には加えていませんでしたが、洗濯という家事をあらためて考えたときに、あることに気づいてしまいました。

 

それは、私が洗濯物を干すことがあまり好きではないということです。

 

f:id:liblin:20200720195541j:plain

 

今までのシェアハウスでは、もともと設置されていた送風乾燥機能付き全自動洗濯機を使用していました。もちろん送風乾燥では洗濯物を完全に乾燥させることはできませんので、普段はただの全自動洗濯機として使用して、ダウンジャケットを洗濯したときにだけ、ダウンを分散させる目的で送風乾燥機能を使用していました。つまり、洗濯をする度に、衣類を狭い室内に干していました。干すのにも20‐30分程度の時間がかかります。この時間を無駄に、苦痛に感じていました。

というのも、以前、カナダで生活していた時は、どの家にも洗濯機と乾燥機がセットで置いてあって、洗い終えたらすぐに乾燥機に放り込んで、乾燥したらたたんで収納、という生活を送っていました。つまり、洗濯物を干す必要性が全くなかったわけです。その頃の生活を思い出すと、今回の引っ越しを機に、ドラム型全自動洗濯乾燥機を検討してみよう、ということになりました。

 

私は一転して、洗濯乾燥機の導入を検討することにしました。洗濯物を干す時間を1回30分、週に2度の洗濯として、1年間で52時間を洗濯物干しに費やすことになります。仮に時給千円として計算すると、52,000円のコストになります。洗濯機を5年使用したとすると156,000円の時間経費になります。他に乾燥に要する電気代も加算されますが、それは今回はひとまず考慮に含みません。この試算のように考えると、ドラム式洗濯乾燥機のコストアップは、十分、理にかなったものと思われます。

こうして遂に、洗濯乾燥機の導入計画が始動し、この高価な家電を手に入れるために、製品調査を進めることにしました。

 

f:id:liblin:20200502233445j:plain

検討したのは主に下記の要素です。

  • タイプ(縦型・ドラム型)
  • ブランド
  • グレード・容量
  • 機能・性能
  • 価格

 

タイプ

今回の調査で初めて知って、驚いたことがあります。それは縦型洗濯乾燥機の存在です。今までは衣類乾燥機、洗濯乾燥機といえばドラム型で乾燥するものとばかり思っていましたので、縦型の存在は未知との遭遇です。まず、その存在意義が理解できませんでした。衣類の乾燥を考えれば、縦型というのは全く非効率的で、つまり効率の悪い作業をするということは、回転数の調整や高温などの負荷をかける必要があり、電気代が余計にかかるからです。

しかし販売店で眺めてみて、理由がわかりました。天板が蓋になるこのタイプは、作業エリアを含めて考えると大幅な省スペースとなり、従来の全自動洗濯機の置いてあった場所に簡単に置き換えることができるわけです。ドラム式の場合は扉の開閉のスペースを手前に空けておかなければなりませんが、その必要がないというメリットがあります。そしてドラム型と異なり、設置場所の奥行きはそれほど必要ではありません。思い返してみれば、以前、賃貸で住んでいた家は、キッチンの隅っこに洗濯スペースがありました。そういった場合は、この縦型でないと設置できないという可能性もあります。

幸い、今、借りているアパートの場合、ランドリースペースはある程度余裕があり、洗濯パンも設置されているので、当初のイメージ通り、ドラム型で検討することにしました。

 

ブランド

洗濯機といえば、その機構の要はぐるぐる回転させるためのモーターです。モーターといえば日立製作所、他にも東芝、元サンヨーの洗濯機部門を要するのHaier(ハイアール)のAQUA。他にも大手家電メーカーのパナソニックやシャープも洗濯乾燥機を製造しています。

AQUAはコインランドリーの洗濯乾燥機では断トツの普及率ですが、家庭用ドラム型は乾燥機能なしの洗濯機のみの製造。潔いですが残念です。ということで、印象的には日立と東芝が一歩リードといったところですが、製品アイディアが面白いパナソニックやシャープ製品も加えて検討してみます。 

 

グレード・容量

最新の洗濯乾燥機のトップグレードの注目機能は、主に下記の二つです。

  • スマホ連動
  • 洗剤自動計量・自動投入

外出が多いわけでもなく、また、衣類に応じで洗剤を使い分けている私にとっては、どちらも不要な機能です。そのため、トップグレードの製品は除外して検討したいところ。そうすることで、予算も5万円程度抑えることが可能です。まとめ洗いや薄手の毛布の洗濯と乾燥を考えると、乾燥容量が5kgは欲しいところです。そうなると洗濯容量はMax10‐11kgというのが一般的のようなので、このクラスの製品を探すことにしました。

 

機能・性能

機能・性能で気になるのは、洗浄力、静音性、電気代と水道代のランニングコストです。洗浄力は各社、独自の名称を付けてPRしているので、単純比較が難しいですが、AI機能搭載モデルは洗浄性が高いようです。静音性やランニングコストは、製品仕様に明記されているので、数値で比較ができます。この辺りをポイントに選定することができそうです。

ランニングコストに大きく影響するのは、やはり熱を加える乾燥機能。電気代を抑えるためにヒートポンプ式を推奨するメーカーや家電評論家もいますが、ヒーター方式でも節電モデルもありますので、実際のメーカー公表値で比較してみることにします。

 

価格

上記の容量や機能、性能を考慮すると大体15万円から25万円の範囲になりそうです。さすがに20万円以上の出費は、無職の身にはつらいので、できればそれ以下に収めたいところ。しかし、一度買えば数年は使用し続け、ランニングコストもかかるので、慎重に判断したいところです。

 

さて、ここからは実際に今回検討した各メーカーのモデルとカタログ値の比較です。

 

メーカー 品番

洗/乾
容量

洗/洗乾
目安時間
洗乾
消費電力
特徴
日立 BD-NV120E

12kg/6kg

 33分
165分

970Wh

ナイアガラ洗浄

日立 BD-SV100E

11kg/6kg

 33分
165分

850Wh

ナイアガラ洗浄
スリムモデル

東芝 TW-127X8  12kg/7kg  35分
108分
1150Wh

ウルトラファイン
バブル洗浄
洗剤自動投入

東芝 TW-117A8 11kg/7kg  33分
108分
1150Wh ザブーン洗浄
東芝 TW-95G8 9kg/5kg  47分
160分
1980Wh ザブーン洗浄
パナソニック NA-VX800A 10kg/6kg  30分
114分
930Wh 温水泡洗浄W
洗剤自動投入
パナソニック NA-VX700A 10kg/6kg

 30分
114分

960Wh 泡洗浄W
シャープ ES-G112 11kg/6kg

 43分
170分

900Wh

マイクロ高圧洗浄
ヒートポンプ乾燥

シャープ ES-H10E 10kg/6kg  45分
150分
1880Wh マイクロ高圧洗浄
極め洗い

 

消費電力は各メーカー提供の洗濯・乾燥標準コースとして表示しています。各メーカーごとに特徴のある機能、例えば日立の温水ナイアガラ洗浄、東芝の温かウルトラファインバブル洗浄W、パナソニックの温水泡洗浄W、シャープの温水極め洗いなどは温水にするために使用電力量は上記の標準値を上回るので、注意が必要です。ご興味のある方は各メーカーのウェブサイトにてご確認ください。

 

洗濯物を干すのが苦手な私は、乾燥機能も積極的に使用する予定ですので、ランニングコストを考えて洗濯~乾燥コースの使用電力量は1,000Wh以下を目安にしたいところです。そこで、製品仕様の数値を比較しますが、ここで注意が必要です。使用電力量の単位は『Wh』、稼働時間での電力消費量が表示されています。つまり、電力量に目安の運転時間と掛け合わせた数値です。

日立製品、シャープ製品は低電力消費量の代わりに運転時間が長く、反対に、東芝パナソニック製品の上位モデルは、電力消費量がやや高めですが運転時間が短いので、この数値から各社の乾燥機能に対する設計方針が伝わってきます。

 

ほとんどは1,000W以下の省エネモデルです。上記の結果から、赤字で記した消費電力量1,500W以上のモデルは除外して、さらに比較してみます。

最終検討項目はいよいよ実際の設置を想定して、寸法600㎜ x 600mmの洗濯パンに足幅が収まるサイズであること、2020年7月24日現在の販売価格で比較してみました。

 

メーカー 品番

洗/洗乾
目安時間
電力消費量

価格.com
最安値

日立 BD-NV120E

x695mm

 33分
165分

970W

191,000円

日立 BD-SV100E

〇600mm

 33分
165分

850W

161,500円

東芝 TW-127X8 〇600mm  35分
108分
1,150W

189,800円

東芝 TW-117A8 〇600mm  33分
108分
1,150W 158,800円
パナソニック NA-VX800A 〇600mm  30分
114分

930W

212,500円
パナソニック NA-VX700A 〇600mm

 30分
114分

960W 182,138円
シャープ ES-G112 〇592mm

 43分
170分

900W

177,500円

 

幅は、設置に関するキーポイントですので、日立のBD-NV120ELは除外せざるを得ません。最後の比較、と思っておりましたが、パナソニックの高価格低電力モデルは予算の関係上、除外することに。

上記リストの中で最も短時間で洗濯でき、最も安価な洗濯乾燥機が東芝のスタンダードモデルTW-117A8。しかし、このモデルは温水洗浄機能が付いていません。我が家の水栓は非常に残念ながら、混合栓ではなく水栓のみ。これは水栓温度の低い北海道では大問題です。温水で洗浄しない限り、皮脂汚れは落ちにくく、残ってしまいます。洗濯パンのすぐ横に洗面台があり、大型ボイラーの夜間運転で常にお湯は潤沢にある状態ですので、実際は温水洗浄モードよりも風呂水ポンプを使用するほうが、電気代の節約になるとは思いますが、汚れによっては温水洗浄機能も使ってみたいと思っています。

購入価格を抑え、洗濯のみに関しては消費電力量が優秀な日立のBD-SV100Eは温水洗浄も可能ですし、風呂水ポンプも付属しています。以前は仕事でシャツやブラウスを着ることも多かったので、アイロンをかけることが多く、これも時間がかかって面倒な作業でしたが、BD-SV100Eには『風アイロン機能』と『スチームアイロンコース』があり、他社の製品に比べて、シワ対策が強みのようです。結果、価格とモーターへの信頼性の高さなども総合的に考慮して、今回は日立のスリムモデル、BD-SV100ELにすることにしました。

 

f:id:liblin:20200720190019j:plain

余談ですが、神経質な人は乾燥機は衣類が傷むのでは、と言いますが、縦型洗濯機でぐるんぐるん回しながらの洗濯のほうが、衣類の長袖は絡まり引っ張られ、よほど傷みが激しいように思います。乾燥の温度を低めに設定さえすれば、当然、乾燥時間は長くなりますが、直射日光の太陽熱の温度、乾燥時間とさほど違いはありません。そもそも生地の傷みを気にするなら、陰干しを徹底する必要がありますが、アンチ乾燥機派のうち、どれだけの人がこれを実践しているのか疑問です。

また、私の住む北海道では、真夏と、暖房を常時使用する冬以外の季節は、洗濯物が乾きにくく、生乾き臭に悩まされることは日常的です。幸い、私の住むアパートには浴室乾燥が完備されていますが、消費電力量が大きく、洗濯物を干さなければならないのが悩みでした。洗濯乾燥機で一貫して作業が完了することと、浴室乾燥システムよりも低消費電力でシワもなくなるのは最大の魅力です。

 

新型コロナの影響で、一般的に今年の夏のボーナス支給額はあまり期待できそうにありませんが、各メーカーから洗濯機のニューモデルが発表される直前のこの時期は、大幅割引が期待できるので、買い替えにはうってつけです。

みなさんも、最新家電で家事をもっとストレスフリーに楽しんでみませんか?

 

<了>