ストレスフリーな未来へ

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災害時の停電対策!大容量モバイルバッテリーを一家に一台!特選おすすめバッテリー

 2019年9月に日本列島を襲った台風15号。千葉県には大規模かつ長期の停電被害をもたらし、なんと半月以上経過した現在も、房総半島の一部には復旧していない地域があります。

被害にあった皆さんには、心からお見舞い申し上げます。

 

さて、皆さんは非常時の電源対策はお済みですか?携帯用の小型モバイルバッテリーを日常的に、または旅行の時などに利用している方も少なくないと思います。しかし、小型タイプの1回程度の充電では、家族全員のスマートフォンを充電するとなると、当然、不十分です。仮に、被害が長期化して、避難所に充電設備が用意されたとしても、初めの数日は利用者が集中して混み合い、なかなか使用することはできません。数日に渡って、自力で凌ぐ準備ができていないと、かなり辛い思いをすることになると思います。近くに家族がいる状態ならまだしも、遠方の家族、友人などは、被災者に連絡がつかないような場合は、とても心配されると思います。

 

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そこでお勧めなのが、大容量モバイルバッテリー。以前に比べ、コストも安価になってきていますし、一家に一台、あっても邪魔にはなりません。お盆やお正月などの長距離移動の際や、旅行の際も大活躍すること間違いなしの頼れるバッテリーを紹介します。

選択の際のポイントはこちら。

  1. 容量
  2. 重量
  3. 出力

1. 容量

容量は様々です。もちろん容量が大きければそれだけたくさん充電することが可能です。この容量は、一般的には放電容量と言い、単位はmAh(ミリアンペアアワー)。一時間にどれだけの電気容量を放電できるかというものです。単純に言えば、どれだけの電気を貯めておいて充電できるのか、ということになります。

超コンパクトな携帯タイプのもので2500~3300mAh、その上の容量はざっくり分けると、5000、10000、20000というように増えていきます。

一般的なスマートフォンのバッテリー容量は2000~3000mAhですので、3300mAhのモバイルバッテリーで充電が1回可能。実際は、エネルギー変換効率などで3300mAhの容量すべてがスマートフォンに充電されるわけではなく、出力容量は低下します。そのため、仮に出力容量がバッテリー容量の約70%として計算した場合、2300mAh充電可能になります。スマートフォンを残容量がある状態から満タン充電1回分程度の容量になります。

5000mAhだと出力容量は約3500mAh、約1-2回充電可能ということになります。そうすると、10000mAhのモバイルバッテリーだと家族3-4人分が1回、20000mAhだと家族4人分が2回弱、つまり、20000mAhのバッテリーがあると、スマホを多少利用したとしても、2-3日程度の停電なら十分に耐えられることになります。これ以上の容量になると、モバイルバッテリーというよりも、いっそのことポータブルバッテリーを検討されてもいいかもしれません。

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ちなみにモバイルバッテリー本体の充電時間ですが、容量が大きければ大きいほど、それだけ充電にも時間を要しますので、急速充電可能なバッテリーや、ケーブルなどを購入することもお勧めします。

 2. 重量

スマートフォンを重さで選ぶ人もいると思いますが、スマホの重量に最も影響を及ぼしているのは、ズバリ、バッテリーです。バッテリー容量が大きくなればなるほど、すなわち重量が重くなります。

一般的な5000mAhの商品で110~150g、10000mAhで約180~250g、20000mAhで約350g、30000mAhで650~850g程度になります。これらの重量はあくまでも目安です。バッテリー本体のみでなく、充電用のケーブル一体型やコンセント内臓型などの場合、重量はこれ以上になります。24000mAh~25800mAhくらいまでの容量は各社で取り扱いが多くありますが、それ以上は重量のばらつきも目立ち、急激に商品数が少なくなるので、あまりお勧めはしません。

日常的にバッグに入れて持ち歩くには20000mAhの350gではずっしりとしてしまいますが、旅行用、非常用と思えば、決して重すぎるということはないと思います。

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3. 出力

出力ポート数、これは同時に何台のスマホを充電できるのか、というものになります。通常、5000mAhのモバイルバッテリーの場合1~2台、10000mAh以上だと機種によっては2台の同時充電が可能になります。20000mAh製品の場合は3台同時充電可能なモデルもあります。

また、意外と見落としがちなのが出力量です。出力量は1~2.4Aが一般的で、主流は2.1A。2ポート同時出力の場合は1ポートが2.1A、もう1ポートが1Aの出力となっている製品が多いようです。中には2Ax2ポートといった優秀なモバイルバッテリーもあります。

 

以上を参考に、災害対策に大容量モバイルバッテリーを一家に一台備えてみてはいかがでしょうか。ただし、一つ注意があります。皆さんがお使いのスマホも、長年使用しているとバッテリーの持ち時間が短くなってくるような気がしませんか?、モバイルバッテリーも繰り返し充電による劣化で70%程度あった出力容量はその後、どんどん低下していきますので、さらに充電容量が減少します。購入してから数年経過して不安であれば新調して、古いほうは予備として持たれることをお勧めします。

気になるお値段ですが、5000mAhの容量で1,000円台から2,500円程度、20000mAhも大容量でも3,000円から6,000円程度で購入できます。

 

お勧めの大容量バッテリーはこちら。

 

色で選びたい方にはこちらがおすすめ。黒以外に赤、白、青があります。私が実際に使用しているのもこちらの製品です。

 

大容量バッテリーを購入してから、その容量の大きさゆえの充電時間の長さに困ることがしばしば。そこで、ケーブルも充電器も、買い替えることに。こちらはありそうでなかった多機能バッテリー。それ自体が5000mAhのモバイルバッテリーですが、コンセントを内臓しているため、接続したスマホや大容量モバイルバッテリーの充電が優先されるチャージャーとしても使用できます。単純に5000mAhのモバイルバッテリーとして携行するにはやや大きく、重たいですが、大きめのバッグを愛用している方なら、日常的に使用するのも、ちょっとした外出にもこれ一台で済むと思います。

こちらも黒以外に白もあります。まれに赤も販売されるので、青以外なら上記の大容量バッテリーと色を揃えることも可能です。

 

とにかく大容量バッテリーの充電時間を短縮したいという方にはこちらのハイエンドモデルがおすすめ。お値段高めの10,000円ですが、付属の急速充電機を使用することで、19000mAhの大容量バッテリーがたったの3.5時間で充電可能。多忙だけど大容量バッテリーが欲しい、という方におすすめです。

 
大容量モバイルバッテリーは持っていても決して邪魔にはなりません。むしろ、災害時の停電や長時間の移動を要する旅行の時などは、コンセントを探し回る必要もなく、モバイルライフを持続することが可能です。
この機会に、あなたのモバイル環境を充実させて、ストレスフリーに過ごしてみませんか?
 
<了>